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2015年2月11日 (水)

近藤ようこさん「五色の舟」★家族とは、幸せとは、、、

近藤ようこさんの「五色の舟」

2013年〜2014年にかけて、コミックビームで連載されていた作品。
第18回文化庁メディア芸術祭、マンガ部門大賞受賞作。
納得の大賞作品。

Goshiki1


昨年の4月にBEAM COMIXから発刊された時、
ブログに書きかけてから、後に続く言葉が見つからず、
結局一年近くが経っていました。

先日、国立新美術館の受賞作品展に行き、
近藤さんの原画を鑑賞させていただいて、
改めてこの作品の優しさと儚さを心から実感。

津原泰水さんの小説を近藤さんが漫画化。
第二次世界大戦中、体にハンディを負った5人が、
襤褸をまとった舟の上で身を寄せ合い、
見世物小屋の一座として生計を立てながら、家族として暮らしていく。

牛の体と人間の顔を持つ”くだん”
確実に起こる未来を言い当てる伝説の妖怪を求め旅をするその”一家”が
最後に見たものとは。。。

”もしも違う世界だったら”
”もしも今と違う舟に乗り換えたら”

紡がれる並行世界の中、
華やかであった”はず”、
原爆ドームとならなかった”はず”の
産業奨励会館の姿が心に刺さります。

血の繋がりが無くとも実の息子のように愛情を注ぎ、
未来の可能性を残してあげようとする清子さんの最後の言葉に
何度読み返しても涙、涙。
”子”を想う心とはかくも深いものなのだと

結局1年経っても良い言葉が見つかりませんでした。。。
それだけ不思議で、深く感じる作品ということでconfident

 

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