横浜三渓園の軒菖蒲☆旧燈明寺三重塔が公開中。6月は蛍の夕べ
横浜の本牧、海を望む場所に三渓園があります。
生糸貿易で財を成した原三渓が明治に作り上げた広大な庭園。
この時期、小高い丘の上にある旧燈明寺三重塔とツツジのコントラストが美しい。
旧燈明寺三重塔は室町時代に作られ、京都より移設された物で重要文化財指定。
ゴールデンウイーク中、特別内部公開中です。
木々に囲まれた道をしばらく進むと、松風閣の跡地横に展望台が有ります。
松風閣は伊藤博文ともゆかりのある建物ですが、関東大震災で消失。
展望台からは、今は根岸の工業地帯が。
右側も磯子に続く石油精製所が。
天気が良ければ、遠方に大山や丹沢山系が見えます。
三渓園の敷地には他にも幾つか文化財が点在しています。
その一つが、岐阜から移設された合掌造の建物。
御母衣ダムの湖底に沈む予定だったものだそう。
鯉のぼりが合いますね♪
軒下には、軒菖蒲が。
軒菖蒲は、魔除け・火除けのまじないとして、菖蒲と蓬(よもぎ)を束ね軒先に差したり、
屋根の上に乗せるそう。
こういう季節の風習は素敵ですね。
室町時代建立の旧燈明寺本堂。
京都からの移設。
江戸時代に作られた旧東慶寺仏殿。
鎌倉からの移設です。
元々何も無い場所だったので建物は全て移設もの。
ちょっと明治のお金持ちの趣味入っちゃってますが、
壊れかけた物を修復したり、廃棄されそうだったものを持ってきたりと、
文化財保護の意味でも価値があるように思います。
敷地には、団子やさんや蕎麦屋さんが。
のんびり歩いて、のんびり食事やお茶して、ゆーったりとした一日を過ごせる場所。
案外と若い人も多いんですよ。
6月1日〜9日はいよいよ蛍の夕べ。
今からとっても楽しみ♪
・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆
開園時間 9時〜17時
閉園日 12月29日、30日、31日
入園料 大人:500円、小学生:200円
駐車場 最初の2時間 500円(一日最大1,000円)
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